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身体の柔軟性、特に足関節について

身体の柔軟性、特に足関節について

理学療法士 木下 雄介(えだしげ整形外科)

 身体の柔軟性について、御自分の柔軟性を理解できているでしょうか?普段の生活やスポーツ場面で支障なく行うことができているなら特に意識することもないかもしれません。今回は特に足関節の柔軟性について簡易的な方法により自分はどうなのか?気付きの一助になればと思います。
 足関節が硬いと、後方重心となり膝や腰などにストレスが蓄積し故障の要因(オスグッドシュラッター病や腰痛等)となったり、重心が高い位置にあることで上手く力を身体全体に伝達することができずパフォーマンスに支障をきたすことも考えられます。又、足関節の柔軟性に左右差があることもあり身体バランスの面ではマイナスになってきます。
 まずは自分の足関節の柔軟性はどうか?知ってみてはいかがでしょうか。
足関節の柔軟性が低下した場合①筋肉の柔軟性が低下(アキレス腱の張り感、ふくらはぎの張り感)②足関節自体の硬さ(足関節前面の詰まり感)が考えられます。①の場合だとアキレス腱を伸長するストレッチをしっかり行うこと②の場合だと困難なケースもありますので専門家に相談していただくこと、又しっかりアキレス腱を伸長するストレッチは継続して行うことが重要です。

Half-kneeling dorsiflexion Test:ハーフニーリング ドルシフレクションテスト

方法
①シューズを脱ぐ
②壁の前に片膝立ちになる
③壁から5インチ(12.7cm)のところに前足の親趾を位置させる

チェックリスト(全部クリアできたら足関節の柔軟性は良好です)
①5インチ離れた壁に膝が触れるか
②踵がしっかり床に接しているか
③膝がつま先のライン上にあるか
④痛みを感じないか